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ばかばかしい闘病日記~その二~

 風邪を引いてから、いよいよ念願の休日になりました。毎日できる限り授業に出ているんですけれど、ずっと上の空で、いつも耳が聞いて頭が聞いてない状態でした。

 金曜日の午後、学校の健康保健センターに行って風邪を診てもらいました。ニヤニヤしてて、ちょっといやらしい感じのお医者さんから、妙な風邪薬をもらいました。白い粉のようなもので、風邪の症状なら何でも治せるって神妙な薬らしいです。その夜は懇親会で、帰りはけっこう遅くなったんですけど、部屋で落ち着いた後、思わず飲んでしまいました。すると、舌が丸ごと痺れるような苦さが口の中で染み込んで、なんとも言えないポカンって感じが広がりきました。

 そのまま寝たら、翌日、起きたときはもう午後の三時過ぎ。十二時間以上に熟睡してたはずなのに、なぜなのか、すっきりしたような感じがどうしてもなくて、頭の中はぐちゃぐちゃのごちゃごちゃで、考え事は一切できない状態になっちゃいました。

 薬のせいで胃の調子がよくないから、ご飯はお粥にしようかなって思って、作り始めました。最初のうちは何もかも順調でした。小松菜と人参の千切り、そして牛肉をたっぷりいれて、ふわふわって仕上がりました。味も見た目もいい感じですから、食べ残した分は鍋ごとに冷蔵庫に入れて、明日また食べようって思いました。

 ここまで何も問題ないのに、今日の午後、お粥を温めてみたら、世の中はやっぱりそんなに甘くないなってつくづく感じさせました。というのは、温めるうちに、なぜなのか、お粥は全部見事に焦げちゃいました。焦げたといっても、別に食べなくもないんですけれど、問題は鍋の方。底の部分は得体の知らない黒いものがたくさん付いていて、「ほら、焦げちゃった」って見せびらかすように、変な匂いを漂っています。この洗っても落ちてくれないものに途方を暮れて、とりあえず水に浸っていたら、今回はベージュに近い緑色になってきました。

 もう勘弁してくださいよって思いながら、すっごい脱力感を味わいました。鍋ごと冷蔵庫に入れてたあたしはやっぱり救えようのない馬鹿でした。いつもボーとしてるのは確かによくないですけれど、あのどう見てもやばいって感じな緑色はひどすぎるよ。。。とりあえず、全部風邪のせいにしよう。。。
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ばかばかしい闘病日記~その一~

 遠く異国の地でとんでもない風邪を引いて以来、いつの間にか、生活がすっごく簡単になってきました。毎日は寝る、授業に出る、食う、ボッとする、また寝るの一直線ですけれど、なんだか楽だとか、リラックスできてるとかのような感じが全然なかったんです。寒い、きつい、しんどいなど、言ってもしょうがない感情が次から次へと湧いてきて、自分がどれほど惨めな存在なのかを改めて認識させてもらいました。

 金曜の朝、風邪がいよいよそのピークを迎えました。朝8時45分から授業があるから、目覚まし時計を一応7時40分と設定したが、時計が鳴いた後、いつもと違ってすぐ目を覚ましました。でも、なぜなのか、頭がすっごく重くて、起きようとしてもなかなか起きられなくて、いわゆる金縛りに近い状態になっています。白い天井を眺めながら、すっごい寒気を感じて、電気毛布を付けてから、そのまま、また寝ちゃいました。。。

 再び目を覚ました時は、さりげなく時計をざっと見たが、指針が8時50分を指しています。時計を手に取ってもう一度見ても、また8時50分。諦めずにもう一回やると、8時51分になっちゃいました。無言のまま、かつてない絶望感に襲いかかってきました。

 慌てて友達に電話しようとして、ダイヤルすると、今度は声が出てくれないです。風邪がひどくなったせいなのかな、気づかないうちに喉もやられて、無理して声を出しても、すっごく荒れていて、自分でも聞き苦しいって思うぐらいになっちゃいました。。。

 このように、成り行きの成り行きで、運命的に人生初の無断欠勤をやり遂げました。あとは何とかして二コマ目の授業に間に合いましたが、友達が「今日は熱で授業に出られない」って先生に言ったもので、あたしの顔を見て、先生が不思議そうな顔をして、「大丈夫?」って聞きました。一瞬、死にそうなぐらい恥ずかしくて、どこかへ逃げちゃえってさえ考えました。

 まぁ、「何事も経験」というように、風邪についてのばかばかしくて、恥ずかしい経験はまた一つ増えちゃいました。。。

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宿命的な風邪ほど、悲しいものはない。。。

 この間、気温が急に下がり始めたせいなのかな、研究室の中で、風邪がインフルエンザのように流行っています。先輩たちはほとんどやられて、鼻水たらたらでうろうろしていた姿はよく見かけました。中では、花粉症だと強がっている人や、僕、体弱いもんってかわいい子ぶっている人がいて、見ていて本当に飽きないです。

 でも、日本人はみんな弱いねって感心した翌日、なぜなのか、あたしも風邪に見舞われました。しかもかつてないひどい風邪でした。今日は特に調子が出なくて、薬を飲んだらすっごい目眩がして、帰り道に近くの薬局を寄ってました。体温計を買って測ってみたら、なんと、38.3度でした。

 体温を測る前に、あたしはいつものようにスーパーで晩御飯の野菜を買って、平気で一時間をかけて買ったものをちゃんと料理しました。なのに、熱だとわかった瞬間、体中の力が一気に抜けちゃって、布団に入ることさえ至難の業になってしまいました。。。

 といっても、実は具合の悪さを感じる前に、まずこの数字に驚きました。こんなに熱を出してるなんて、もう何年ぶりのかな。。。ストレスが溜まりすぎて、体が持たないというより、むしろ無理矢理移されたって感じが強くてたまらなかったんです。しかも昨日は研究室の飲み会でけっこう飲んでから、また徹夜でレポートをしました。まぁ、宿命的っていうか、自業自得っていうか、「ほら、熱出してるよ、病人だよ~」って人にこの数字を見せて、ちゃんと病人らしく世話させようとしても、周りにはもうかまってくれる人は誰もいなかった。。。小さな部屋の中で、一人でいつものように皿を洗って、宿題を終わって風呂に入る以外は、何もできなかったんです。人間っていう生き物は、強くなったと思い込んでも、必ずどこかで弱弱しい部分が存在していて、いつかの爆発を密かに待っています。特にあたしのようなだめっ子の場合は。。。

 風呂上がりで、浴室の窓を開けると、外はけっこう冷え込んできました。布団に入っても寝る気分にならなくて、床に座るまま、冷蔵庫の中の抹茶アイスを食べ始めました。一人暮らしの風邪ほど、悲しいものはたぶんいないだろうって考えながら、自分がバカじゃないということに些細な慰めを感じました。

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遠山の見える寒い夜に。。。

 とてつもなく慌しくて、長く感じる一ヶ月でした。

 広島へ来てから、ちょうど一ヶ月と一日。今までの生活を振りかえてみると、特に何もしていなかったのに、疲労感だけは毎日きちんと溜まっています。マンションに帰って座布団に腰をかけたら、疲れがいつも潮のように押し寄せてきます。全身の力が微妙な具合で一瞬に抜けていくという感じが何時間も続き、はらはらしているうちに、日付の数字がまた変わってしまいました。


 毎日、三食はきちんと取っています。自分の作った料理の味は天気のようにころころ変化して、日増しに神妙なものになってきます。思ったよりおいしかった時や、ゼンゼンだめな時、もう少し頑張ろうかなって思った時、ひと時ひと時の心模様が一人暮らしの新鮮感を織り出して、ささいな充実感を感じさせています。


 そんなに多く食べていないのに、なぜかずいぶんと太ってきました。顔が膨らんできて、太股もお腹のところも恐ろしいスピードで脂肪のカタマリを蓄積し続けています。ダイエットしなきゃって思い、なかなかできなかった毎日が無償に悲しかく感じます。。。


 レポートや報告に追われた日々は今日で一段落をつきました。授業が始まってから三週間、専門との関係はともかく、読んだ論文はほぼ15本を数えます。そして、発表したレジュメは三つ、翻訳は一つ、書かれた読書ノートは七つ、再来週に発表予定の先行研究一覧表は作成中。。。数えてみると、大したもんだなぁと、改めてこの一ヶ月の成果に感心を覚えました。


 アニメはほとんど見ていない。ゲームをやめて、遊びにも行っていない。空腹感を耐えながら、溜まった疲労を必死に追い払おうとする毎日にだんだん慣れてきて、バイトしようかなってさえ考え始めました。めったに夢が見られいんですけど、起きた時は、いつも何かを夢見たような気分でした。まだ家にいる時の温かさが、この11月の寒い夜に嫌なほど恋しく感じられて、あの幸せを幸せだと感じていなかった日々を懐かしくて懐かしくてたまらなかった。。。

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あの日の涙、今日の涙。。。

 こんな年になるまで、ずっと泣き出すことを恥ずかしいことだと考えていましたが、最近、その考え方がずんぶんと変わってきました。まだ泣き出せるとは、ある意味で、幸せなことかもしれない、というふうに。

 留学へ来る前の夜に、派手とも言えるほど泣いちゃいました。泣いてはだめと思っても、涙がゼンゼン止まらなくて、体の中に、何か取り替えのつかないものが形をとってこぼれてくるように、感情の奔流が堰を切る勢いで溢れ出してきました。

 深くて、激しくて、あまり止めようのない感情でした。

 あの時、意識の表にいる自分が自覚していなくても、その裏にいるもう一人の自分がちゃんと感じていたのかもしれません。泣き出さないと、耐えられないということを。。。

 若さゆえの未熟と未練、甘さゆえの悔しみやつらさ。。。いろいろな喜怒哀楽が青春というものを築き上げていました。そのうち、泣くのがまだ特権のようなものでした。

 そして、22歳の秋に、あたしは、初めての一人暮らしを始めました。

 両親との電話を切って部屋中が余計さみしく感じる時、疲れきっている時、寒くて眠れない時、幸せそうな夢を見てた時。。。心の断片が目じりのところに溜まりに溜まって、思えば思うほど、その灼熱が水分を蒸発していく。

 なんの仕様もなかったのです。。。

 泣いても別にかまわない一人の小さい部屋で、涙が乾いてしまいました。かつての熱さと無力感だけがはっきりと残っていて、今日の分の涙を悲しみとともに、蒸発し続けていく。。。

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